出産後の授乳期にも葉酸は必要なんです。

「出産したから、葉酸サプリはもうおしまい!」

って思っている方。少し黄色信号です。

実は出産後の授乳中にも摂取する必要があるって知っていますか??

世の中に出てきている葉酸サプリは授乳中にも飲むことを意識して作られているサプリメントが多いです。

もちろん妊活中妊娠初期と比較して葉酸の必要量は違っています。
きちんと厚生労働省が推奨している摂取量を守って、過剰摂取をしないように心がけることが大切です。

葉酸を摂取するだけでなく、他の栄養素も授乳中には大切になっていますので、どんな栄養素が大切なのか?
きちんと栄養素をとることができるサプリメントや飲み方はあるのかということを解説していきたいと思います。

出産後の授乳期の葉酸はなんで必要なの??

お母さんになってからはお腹の中の赤ちゃんのことは気にする必要がなくなりましたが、引き続き授乳という形でお母さんの栄養をあげる必要があります。

母乳はお母さんの血液から作られていますので、授乳がスムーズにいくようにきちんと葉酸を摂取する必要があります。

というのも葉酸には、血液を作る役割があるから。別名造血ビタミンです。
合わせて、血液を作るためにもう一つの造血ビタミン「ビタミンB12」も一緒に飲めるサプリメントがベストですね。

きちんと血液が作られていないと母乳の出が悪くなったり、お母さんが貧血状態になってしまいます。
子育ての初めは昼も夜もありませんので、そんな状況で貧血になってしまうと本当に大変です。

私は授乳中に葉酸が必要って知らなくて、まさに貧血になってしまい夜中の授乳中なんて眠気と貧血でフラフラになってしまったことがあります。

もし、すでに貧血で苦しんでいる方がおられたら妊娠中の貧血対処方法を参考にしてくださいね。

他にも葉酸は体のたんぱく質を作る役目もあります。

出産ではどうしても子宮に傷がいくなど、お母さんの体にダメージが残ってしまいますので、しっかりと葉酸やビタミンB12をとってなるべく早くダメージを回復するように栄養を摂ってくださいね。

血液を作るには鉄分の補給も大切なので、「葉酸」「ビタミンB12」「鉄分」は意識して摂取するようにしましょう!

授乳期の葉酸はどのぐらい摂取するといいの??

出産後の授乳期に必要な葉酸の量は通常の成人女性に必要な240μgに合わせて、100μgの葉酸を摂取をすることが推奨されています。

妊娠初期に400μgサプリメントから摂取していた量の4分の1です。

妊娠中期以降に200μgほどサプリメントから葉酸を摂取していた方はその半分です。

量は少なくなりましたが、きちんと葉酸を摂取することを続けましょうね。

葉酸サプリも色々ありますが、1粒で400μg入っているものだと半分にしようがなくって、ピルカッターなどで錠剤を細かくして飲む必要がありますが、妊婦向けに作られているサプリメントは飲み分けができるように、1粒あたりの葉酸の量が抑えられています。

多くの妊婦さん向けの葉酸サプリは1粒100μg程度です。ここら辺は目的に特化したサプリメントの良い面ですね。

また厚生労働省では、葉酸は合成成分のものを摂取することを推奨しています。
というのも天然成分や食事性の葉酸は吸収する効率がとても悪いです。

なので、しっかりと葉酸の摂取量を守っているつもりでも、実は天然葉酸を飲んでいたので葉酸が不足していたという場合もあります。
しっかりと葉酸を必要量を摂取できるように、合成葉酸の葉酸サプリメントを選ぶことが大事ですよ。

葉酸サプリっていつまで飲めばいいの??

長い付き合いの葉酸サプリですが、「卒乳するまで」飲むことをおすすめします。

先ほども上げたように母乳を作るには葉酸が重要です。
なかなか食事から摂りにくい栄養なので、サプリから補給することが大切です。

卒乳してしまえば、普段の食事で十分な葉酸を摂取できている方がほとんどなので、そこまで意識しなくてもOK。
ただ、そのまま二人目を考えて妊活に励むっていう方はそのまま継続して妊活中に摂取することを推奨されている量を飲んでください。

授乳中は葉酸の過剰摂取にご注意を!

ここまで、授乳中の葉酸の必要性を説明したところで、矛盾するようですが「過剰摂取」には注意してください。

授乳中に葉酸サプリを過剰摂取してしまうと、赤ちゃんの小児喘息の発症リスクがアップしてしまうことが研究でわかっています。
1000μgの葉酸サプリを摂取した場合の結果です。

赤ちゃんが喘息で苦しまないためにも、葉酸サプリの過剰摂取には要注意です。

葉酸以外に授乳中に摂取したい栄養素

葉酸だけでなく、授乳中にはこんな栄養素が必要です。

  • カルシウム
  • 鉄分
  • カロリー

カルシウム

カルシウムは女性の方は不足しがちなのですが、特に授乳があることで女性の骨粗しょう症が多いと言われています。

カルシウムは骨に備蓄されていますが、不足すると骨からカルシウムがどんどん出て行って骨がスカスカになってしまいます。
カルシウムが不足して歯が弱くなって虫歯にでもなるともう大変です。

授乳中は基本的に薬は飲めませんので、虫歯になった痛みを鎮痛剤で散らすこともできません。
しっかりとカルシウムをとって虫歯にならないように、もし妊活中の方で虫歯があるかたは早めに治すことをおすすめします。

他にもカルシウムには気持ちを静める効果もあります。授乳中はストレスのかかる時期なので、カルシウムを効果的に摂取して気持ちを静めて優しいお母さんを目指してくださいね。

鉄分

鉄分も重要です。母乳は血液からできていますが、葉酸も大切なのですが鉄分ももちろん血液を作る上では大切です。
赤ちゃんを抱きあげたり、しゃがんだりと貧血になるとフラフラしてしまう要素はめちゃくちゃあります。

特に赤ちゃんを抱っこしているときに倒れたりしたら大変ですよね!
鉄分をしっかりとって、貧血を防止しましょう。

鉄分はビタミンCやたんぱく質と一緒に摂ると、ビタミンCとたんぱく質から消化酵素が作られて吸収率の悪い非ヘム鉄を吸収率の良いヘム鉄へ変えてくれますので、吸収率が良くなります。しっかりと栄養を吸収するためにもビタミンCやたんぱく質の豊富なものを一緒に食べることをおすすめします。

ヘム鉄ではなくあえて非ヘム鉄を摂取することをおすすめします。

というのもヘム鉄の原料は過剰摂取すると危険なビタミンAが豊富に含まれていますので、赤ちゃんへの影響が心配です。

吸収率はあまり良くないのですが、ビタミンCとたんぱく質をしっかりと摂ることで解決できますので、バランス良い食生活を心がけてくださいね。

カロリー

赤ちゃんは最初3000g程度で生まれてくるのですが、赤ちゃんの成長スピードはすごくて三か月後には体重が約2倍になります。
ということはそれぐらいおっぱいから栄養をもらっているということです。
なのでお母さんもしっかりカロリーを摂らないとどんどん栄養が取られてしまいます。

授乳中には+600キロカロリーを摂ることを厚生労働省が推奨していますので、しっかりと栄養をとりましょう。
600キロカロリーって結構な消費カロリーで、ジョギングだと1時間から1時間半ぐらい、ウォーキングなら2時間から3時間程度の運動で消費する量となります。

お父さんもこんなに大変な授乳期のお母さんを気遣ってあげてください!

まとめ

授乳中も引き続き葉酸が必要になってきます。
もちろん、葉酸以外にも母乳に使われる栄養は色々ありますので、サプリメントで補ったりバランスの良い食生活で赤ちゃんもお母さんも健康的に過ごせるようにしましょう!