合成葉酸を過剰摂取しなければ小児喘息のリスクは上がりません。

葉酸を飲むと赤ちゃんが小児喘息になるリスクが高くなるって聞いたことがありませんか?正確な情報を知らないと、妊娠期間中に大切な葉酸を避けてしまったり、全く知らない人は小児喘息のリスクを高めてしまったりという場合があります。
この情報って実はきちんと言うと、「妊娠中期以降に過剰摂取をすると、小児喘息のリスクが高くなる」っていうことで、過剰摂取では無ければ摂取を推奨されています。

今回の記事を読むことで、一体どの程度葉酸を過剰摂取すると、どの程度小児喘息のリスクが上がってしまうのか?
というかそもそも小児喘息ってどんな症状なの??といった妊娠中のあなたの不安を取り除く情報を知ることができます!
しっかりと、情報は正しく受け取って、最適なマタニティライフを送ってくださいね♪

妊娠中期以降に葉酸を過剰摂取をした研究があります!

この情報はそもそもはオーストラリアの大学の研究結果を基にしています。
その研究内容は、557人を対象に妊娠初期と妊娠16~30週で合成葉酸を厚生労働省が注意喚起している0.1mgを摂取し続けた場合葉酸を過剰摂取していないママから生まれた子供と比較して30%程度小児喘息を発症する確率が高くなったという調査結果が出ています。
参考:オーストラリア アデレート大学の研究結果原文

この調査結果のポイントは「合成葉酸」を「過剰摂取」し続けたということです。

この調査では合成葉酸ではなく食事から葉酸を摂っていた母親の子供は喘息を発症するリスクが上がらなかったという結果も出ています。
またそれと一緒に合成葉酸を適正量飲んでいた母親から生まれた赤ちゃんは小児喘息が発症するリスクは上がりませんでした。

つまり、きちんと合成葉酸を適正な量飲み続けるというのは問題ありませんし、食事で葉酸を摂っていても大丈夫ということです。
ちなみに妊娠16~30週の適正な葉酸の量は食事から240μg、葉酸サプリからは240μgの合計480μgです。
詳しくは、妊娠中期~終期の葉酸の適正量の記事でも紹介しているので読んでみてくださいね。

小児喘息ってどんな病気なの??

人が息を吸うときには気管支を通って肺に空気が通ります。この気管支が過剰に収縮してしまって、呼吸がしずらくなってしまうのが喘息です。
このうち小児喘息は1歳~3歳で70%、5歳までに発症したケースが90%を占めています。
小児喘息の症状が出ると、息苦しそうに「ゼーゼー」という呼吸や「ヒューヒュー」という呼吸になります。これはさっきも言ったような収縮して狭くなった気管に空気が通るときに鳴る音で、「喘鳴」と言われます。

私の弟も小さいころは喘息もちで明け方発作が起きてしまい、息が苦しくって、横になって眠れない日が続いていました。
この小児喘息の特徴的なところは、昼間よりも明け方や夜に発作が起きる可能性が比較的高いことです。

昼間には比較的小さな発作なので見逃す可能性もありますので、注意してみてあげる必要があります。
ほとんどの場合、この小児喘息は思春期になるころにはよくなっているケースが多いです。でも、治療や対策を何もしなくっても良いというわけではなく、発作が起きた時には吸引器で薬を吸わせてあげたり、息が苦しくて不安な子どもの精神的なケアも大切です。

このように小児喘息はほとんどの場合は治ってしまう病気なので、一生の付き合いとならない場合が多いのですが、喘息で苦しんでいる姿を見るのも、子供が苦しむのもできるだけ避けたいですよね。

葉酸の過剰摂取が小児喘息の原因の全てではありませんが、きちんとお母さんが情報を正しく理解していれば、下手にリスクを上げることは避けられます。

まとめ

合成葉酸を過剰摂取すると、小児喘息のリスクが上がるけど、きちんと厚生労働省が推奨している葉酸の摂取量を守ればリスクは上がりません。
むしろ、推奨している量はきちんととることで、健康的なマタニティライフを送ることができます。
できるだけ小児喘息のリスクは取り除いてあげるのが大切ですが、仮に子供が小児喘息になってしまっても一生の病気にはほとんどのケースなりませんので、しっかりとケアをしてあげてつらい時期を支えてあげましょうね。